02:つきみ野
・敬老の日だったからかもしれないが、境川沿いの道は散歩する年寄りの人が多い
・鯉、白鷺、カルガモ等が生息していて楽しませてくれる
・御殿峠を越えた先には東京工科大という立派な建物の大学がある

 つきみ野---町田---矢部町---坂下---御殿峠---八王子 24.0km
 2008年9月15日





 9月15日、つきみ野駅近くの境川、横浜市の水道管がアーチを描いている地点に立つ。今日は2006年4月の続きだ。その前は1999年3月ごろに歩いたのだが写真を撮っていなかった。いよいよJRの八王子駅めざして最後の旅だ。まずは田園都市線のガードを潜って進む。敬老の日だからなのか年配の方々が私の前を歩き始めている。暫く進むと車道と交差するが信号があるので青を待って進む。その先では木々が繁る道となる。川には鯉とカルガモとが泳いでいるが、鯉は人間を見ると人間の下に集まり餌をもらおうとしているのには驚いた。手持ちの食料がないので鯉の期待を裏切って眺めるだけで去る。


 その先では、右手の橋を渡った先にトイレがあったので一応トイレに立ち寄っておく。上鶴間高校を左手に見ながら暫く進むと、右手の橋の先にコンビニを発見。早速、昼飯のおにぎりと水を調達する。その先に進むと白鷺が餌を取ろうと川を歩いているのを発見し、シャッターを押した。こんな近くで撮れるなんて、以外と人間を警戒していないようだ。町田近くになると、谷口小学校のグランドでは少年野球の試合いがあり、家族も応援に来ていて賑わっている。町田はヨドバシカメラの店の横を通過し、その先で小田急線のガード下を通過していく。暫く進む、JR横浜線が川向こうを通過していくのでカメラに納めておく。


 暫く進むと水門のような所に鵜のような鳥がいたので、これもカメラに納めておいた(鵜ではなく青鷺らしい)。横浜線のガード下を通過して暫く進むと、川向こうの右手には東京都の境川団地が現れる。近くの幼い子供が「どじょうがいる」と叫んでいるので川岸から下のどじょうが見分けられるのかなと思っていたら、父親が「それは鯉だ」と教えていた。その子はその後も「どじょう、どじょう」と呼んでいた。なんとも微笑ましい光景だ。


 いくつかの橋を越えて進むと、やがて根岸町に架かる根岸橋が現れる。その先の道にはオレンジ色のコスモスが咲いている。暫く進むと矢部町に架かる共和橋が現れる。その先の道は舗装されていない砂利道となる。途中チョットした子供の遊び場のような所が現れ、ベンチもあり腰を下ろせるので昼食タイムとする。おにぎりを頬張っていたら、近くの子供二人がおばあさんと散歩に来て暫く遊んでいた。


 何度か蛇行する川を遡っていくと、再び舗装された道となり、その後約800m程の直線の道(川)となる。いかにも人工的に強制しましたという直線になっいる。その先に進み、京王相模原線のガード下を通過すると、オレンジ色のコスモスが川端を覆っている光景が現れる。なかなか華やかな道なのでシャッターを押しておく。


 蛇行する川を右手に見ながら暫く進むと、左に直角に曲がる道になる。すごく蛇行しているなと思ってその先に進むと、横町橋が現れる。何と、境川はここでUターンしているのだ。その頂点に横町橋が架かっているという珍しい光景にであったので早速カメラに納めた。しかし、川沿いの道はその先には無いようなので、GPS地図を出して現在位置を調べて見ると国道16号線に入る地点であることが分かった。しかし、ここから16号線にでる道が分からないので橋の袂にいた二人連れに伺うと、「川沿いの道はこの先にはなく、この橋を渡って左にいくしかない」と教えてくれた。


 お礼を言って早速橋を渡って進み左折すると16号線への出口が通行止めになっている。仕方がないので更に直進して左手に進み16号線に抜ける。国道16号線は直ぐに町田街道との交差点となる。交差点を渡り坂道を登っていくと横浜から34Kmと記された道標が現れる。


 その先に進むと「ロテン・ガーデン」という温泉が現れ、その先の右手にはまや霊園が現れる。坂道を登っていくと左手に洒落た結婚式場が現れる。やがて御殿峠を越え、下り坂となる。道の右手には広い敷地に東京工科大学の現代的な建物が現れる。


 坂道を下りきると片倉町となり、再び登り坂となる。片倉駅近くの交差点を通過して、暫く坂道を登っていくとやがてY字路に出る。直進は16号線のようだが、どちらへ進むべきかとGPS地図で調べたら、右手に進めば八王子駅前にでることが分かったので、Y字路の右手に進む。とちの木通りと看板が掛かった大通りを進んでいくとやがてJR八王子駅前に出る。17時30分、やや薄暗くなっていたが何とか夕暮れ前に到着した。


(01江ノ島) (03八王子)

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