14:小千谷
・二つの峠をトンネルを使って越えていく
・山の中で雨に降られても麓では雨降りではなく快晴だった
・登場する風景はいずれも中越地震(2004年)、中越沖地震(2007年)前のものです

 小千谷---桜町トンネル---七日町---武石トンネル---北条---柏崎 28.2km
 2001年6月2日





 2001年6月2日、10時19分に小千谷駅前に立つ。ついこの間、痛い足を引きずって小千谷駅にやっとの思いでたどり着いたことが遠い過去のように思いだされる。足も回復し、いよいよ最後のゴール・柏崎を目指して歩くことにする。駅横のコンビニで昼飯のおにぎりとお茶、そして駄菓子などを買いこんで、さあ出発だ。駅前の商店街を進んでいる途中で、前回の時に駅前の風景をカメラの納めなかったことを思い出し、商店街から駅を見た風景をカメラに納めておく。


 駅前の商店街を抜け、旭橋を渡り、駅前よりも賑やかな本町を通過し、本町2丁目の交差点を右折する。ここまでは前回歩いたところだが、この先は初めて歩くルートだ。交差点から300m位進んだところで三叉路を左手に進む。小千谷西高校の横を通り、関越自動車道のガード下を潜り、その先の白山運動公園を右手に見ながら坂を登っていくと、道端を歩いている毛虫に出会った。


 その先に進むと桐沢峠をパスする桜町トンネルが現れる。まずは第一のトンネルを通過して七日町へと坂を下っていく。ところで、2008年現在の地図見ると、本町よりまっすぐに進んでいき、峠をパスして進む291号線の約2kmもある新トンネルが書かれている。当時の地図にはそんな道は影も形も無かったので、一瞬「ええっ」と驚いた。中越地震(小千谷地震)の後にでも造られたのだろうか。


 七日町の昭和橋を渡り、武石町を通過して歩きつつ昼食タイムにいい場所を探していると、左手に道路から離れた箇所に橋があったので、そこで昼食タイムとする。おにぎりを頬張りつつ空模様を気にしていいたら、最後にはポツリポツリときた。降るような降らないような中途半端な中を武石峠のトンネルを目指して進む。時折、傘をさしつつ緩い坂道を上っていくとやがて武石トンネルが現れる。トンネル内には歩道があるが、対向車は20〜30m先で歩行者を発見するらしく、近づいてから右にハンドルを切っているのが分かるので、結構怖いものがある。


 トンネルを抜けると雨が降っている。予報と違うじゃないかとは思うものの、しょうがないと諦め、傘をさして坂道を下っていく。やがて雨はやみ、晴れとなる。人里に近づいてくると「ようこそ海の柏崎へ」という歓迎の塔が現れる。そこには市街地まで13kmと記されている。いよいよ柏崎だと心が踊る。小田地区を歩いていると右手に藁葺き屋根の家が現れたりして懐かしくなりシャッターを押してみた。


 信越本線の踏み切りを越えて左折し、北条駅前を通過し小坂橋を渡って田園地帯を進んでいく。やがて民家が道路の両側に多くなってくると、右手に安田神社が現れる。ここで最後の休憩する。軽くおやつなどを食べ、阿吽の呼吸の狛犬を撮ってみる。


 その先に進むと広々とした田園地帯が現れる。上田尻で左側に開ける田圃の風景をカメラに納める。

 北陸自動車道を越えるといよいよ市街地となる。国道8号線と交差する日吉町の交差点を直進し、次の信号を左折すると柏崎駅方向にでる。いつものことだが足のまめが痛くなってくるが、堪えつつ前に進む。越後線の踏み切りを越え、鏡町の信号を左折して約500m程進むとJR柏崎駅だ。17時27分到着。駅前にいた高校生にお願いして早速記念撮影。ついに柏崎まできたという喜びで自然に笑顔になってしまう。


 さて、今日の泊まりは諏訪町のホテル登久満だ。痛い足にムチうって今来た道を引き返す。市役所前を通過して、その先を右折した閑静な住宅街の中にその旅籠はあった。風呂に入り、夕食はビールで一人乾杯をして柏崎到着を祝した。


(13十日町) (15柏崎)

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