15:柏崎
・海岸からは左に雪のアルプス、沖には佐渡島、右には原子力発電所、柏崎の風景は多彩だ
・登場する風景はいずれも中越地震(2004年)、中越沖地震(2007年)前のものです
・こんなに平穏な地だったのに大きな地震が二度も起きるなんて・・・・・。

 柏崎---潮風公園---海岸 0.8km
 2001年6月3日





 6月3日、9:00に旅籠を立ち、北西に進み、潮風公園入り口に着く。公園の中に進むとすぐに海岸にでる。「おお!ついに日本海だ!はるか南の江ノ島から本州を歩いて横断、ついに日本海の柏崎だ。万歳!」と心のなかで叫び、海岸の砂を踏みしめつつ、日本海の海水に触れてみる。「ついに歩ききったぞ!」と喜びがこみあげ、ひとりでに笑顔になってしまう。


 右手の遠くには柏崎の原子力発電所が見える。また、左手の遠くには雪を被ったアルプスが見える。沖合遠くには佐渡の島影が浮かんでいる。間違いなく柏崎だ。海岸には釣りをする人や、砂浜を散歩する人がポツリポツリといるだけで、のんびりしている。


 日本海をバックに記念撮影したところでフィルムが終了。なんといいタイミングで終了したことかと感心した。その後、海岸線を散歩して柏崎の風景を満喫し、帰途に着く。帰りは長岡に出て上越新幹線であっと言う間に東京に到着。文明の力を利用しつつも、道端の花や草や風景を味わいつつ歩く旅こそが現代の旅なのではないかと悦にいる。「よし、次は東海道五十三次に挑戦だ!」。


(14小千谷) (16参考資料)

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