12:一村尾
・5月の八海山の眺めがすばらしい
・後山トンネルには入らずに峠まで歩けばなおすばらしい景色にあえる
・三山集落の先には里山の景色が広がっている

 一村尾---後山---新水---三山---美佐島---十日町 21.0km
 2001年5月5日





 2001年5月5日、浦佐駅からタクシーで一村尾の交差点までいく。前回の旅で確認してあった交差点のコンビニで今日の弁当などを調達し十日町に向けて早速出発だ。魚野川沿いの国道をこのまま進んで小千谷まで行ったのでは車道を進むことになるので、ちっと冒険だが国道でないルートを辿って見ようと考え、山越えして十日町側から小千谷に出ることにした。


 まっすぐに伸びる穏やかな坂道を進んでいき、後ろを振り返ると雪をかぶった山々が聳えている(後から分かったことだが、それは八海山だった)。天気はいいし、雪の山を眺めつつ歩くのは実にたのしい。ハイキング気分で進んでいくと一村尾トンネルが現れる。トンネル内では一応歩道らしきものがあるが要注意だ。対向車は近くまで来てから歩行者を発見し右にハンドルをきるのが常なので懐中電灯をつけて進む。


 トンネルを出て暫く歩くと、次の後山トンネルが現れる。その手前で一息ついていると山菜取りの地元のおじさんたちと遭遇。挨拶するとどちらまで行くのかと聞いてきた。十日町へ行く予定だというと、それならこの道をいくといいと教えてくれた。1kmもあるこの長いトンネルは回避して、右手に進んで山越えのルートを歩く。つづら折りの坂道を登っていくとやがて雪山(八海山)の眺めがすばらしい峠にでる。丁度いい木陰があったので雪山を眺めつつ昼食タイムとする。


 昼食を済ませ、峠を後にして前に進むと後山の集落にでる。そこで後山トンネルの道と合流し、管沼の集落、新水の集落、蕨平の集落を通過して進む。蕨平の先には道の右手に田毎の月案内図という看板があったが、この地方では名所なのかなと思い一応シャッターを押してみる。三山の集落内を歩いているとき、民家の前を通ったら、何者か、どこに行くのかという視線を民家の方が投げていた。何となく挨拶しずらかったので黙って通過してしまった。視線があったら挨拶ぐらいはしたほうが良かったかも。


 さて、三山の集落を過ぎると当面民家はない。不安を感じながら黙々と山道を登っていく。山の日陰の場所では雪が道を覆い木が倒れている。おお!これぞ雪国だなとシャッターを押す。その先に進むと田圃もあり、随分と開発しているなと複雑な気持ちになる。さらに進むとうららかな人気のない峠道となる。その先は下り勾配の坂道だ。山の北側なので山陰にはいまだに雪がある。人と会うこともなく、時折車とすれ違うだけの山道をひたすら下っていく。やがて74号線と合流し、猿倉の集落を通過するが、足が痛みだしてくる。


 田川町に架かる田川橋を渡り、暫く進み右折すると駅前の通りに出る。十日町駅前で左折し、線路沿いに進むと今夜の旅籠となるビジネスホテル・むかでやが現れる。百足屋とはあまり良い名ではないのではと宿の方に伺ったら、沢山のお客さんの足がくるようにとの思いから百足と命名したとのことだった。気持ちは分かるが、でも若い娘さんには好まれないのではと一抹の不安を私は感じたが・・・・。


(11越後湯沢) (13十日町)

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