ウォーキングの合間の無駄口
7/27に、IBMが商業用の量子コンピュータを設置・稼働させたことを発表した。東大や日立と共同で運用していくとのことだった。私はこのニュースをTVでみて、ついに実用化されたのかと驚いた。調べてみると、2019年1月のCESで20QBITの量子コンピュータの開発を発表していたとのことだったので、今回のものは実使用に向けてアルゴリズムとアプリの開発を進めていくためのものらしい。「ノイズに対するエラー耐性がなく、理想的なゲート型量子コンピュータとは振る舞いが異なるため、ここでどのようにアプリケーションを動かすと有効なのかは大きな研究テーマとなっている」とあった。ハードもOSも、さらに研究・開発が必要なようだ。それにしてもこのニュースを朝日新聞では一切報道しなかったが、実用化にはまだまだだという判断なので、無視したのだろうか。たしかにPCに搭載できる可能性はない。クラウドサーバのCPUとして登場したら、これまでのパスワードや暗号化が無意味になってしまうらしい。うれしいような悲しいようなだ。ではまた。