ウォーキングの合間の無駄口


最近のcpuについての驚き

投稿者: youjirou, カテゴリー: その他, ホームページ

最近、経済雑誌をみてPCやサーバのCPUを開発し提供してきた王者インテルが、回路線幅7ナノのプロセス開発に躓いているとのこと。ところが、台湾のファウンドリーTSMCは7ナノどころか5ナノのプロセス開発 に成功し、製品提供をはじめているとのこと。CPUメーカであるAMDはTSMCに製造委託して、性能的にもインテルのCPUを上回るCPUを供給しているとのことだ。そういえば、アップルがインテルのCPUをやめて、自社開発のCPUにもどるとつい最近報道されたが、こういう背景があってのことなのかと合点がいった。ハイテクの象徴である半導体業界は、世界市場を相手に競争しているということであり、去年の王者とて判断をミスればすぐに転落するという過酷な業界なのだといまさらながらに思う。「ジャパン・アズ・ナンバー1」といって有頂天になっていた日本の電機メーカがそのことをもっとも良く示している。日本製のDRAMやASICなどの半導体製品は見る影もなくして久しい。ただし、半導体製品の製造を支える材料や製造装置や検査装置では日本のメーカが大半をしめているとのことで、裏方として稼いでいるようである。スマホを含めたグローバルな半導体製品市場をみるならば、今年や来年はTSMCやNVIDAが王者となるようである。世界は刻々と変わっていると自覚させられる。でわまた。

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