24:若宮(わかみや)宿
・神社と板塀の屋敷以外に往時の面影を残しているものはない
・丘を越すと清水町宿であり、清水町と共同で宿駅の努めを果していた
・街道は旧国道を進み現国道四号線を越えて行くのであまり情緒はない

 若宮---仲坂---清水町 1.5km
 2008年6月8日





 街道を進んでいくと右手の奥に若宮八幡神社が現れる。ここが若宮宿の入り口であり、宿場名の由来でもある神社だ。また、手前の浅川村から集落が移転してきてこの宿場を造ったことから浅川新町とも呼ばれていた。宿場内を進んでいくと左手の長い板塀に囲まれた大きな屋敷が目につく、が詳細はよく分からない。現在の若宮宿には街道筋の面影を残しているようなものは他になく、普通の民家の家並みが続くだけになってしまっている。


 右にカーブしつつ登り坂となった街道を進み若宮宿を後にする。坂を登り切ると国道四号線と交差するが、地下道で横断できるようになっている。地下道から浮上すると直ぐ横にコンビニがあるので、新しいお茶などを調達して先に進む。


 旧国道だった街道は広くて車も少ないのでゆったり歩ける。緩い坂道を下っていくが往時はもっと右手を通過していたらしいのだが詳細は分からない。街道の先に民家の家並みが見えてくると、そこからは清水町宿だ。



(23八丁目宿) (25清水町宿)

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